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正しいトリートメントの方法

 

現在トリートメントに関しては、大きく分けて2通りの考え方があります。

 

一つは、テレビCMや、多くの美容師さん達がうたっている考え方で、
傷んだ毛髪内部に栄養を浸透させ、
それを閉じ込めるためにコーティングしてあげるという考え方です。

 

しかし、こういったタイプのトリートメントをすると
かえって髪を傷めてしまうという意見もあります。

 

「えっ!トリートメントが髪を傷める??」と不思議に思うかもしれませんね。

 

これについては諸説ありますが、私は一理あると考えています。

 

トリートメントが髪を傷めるメカニズム

 

トリートメントが髪を傷めるとはどういうことかと言いますと、
まずトリートメントの成分として含まれているシリコンなどが髪に付着します。

 

この付着したシリコンが、特に傷んだ髪のキューティクルを
シャンプー時に一緒に剥がしてしまう懸念があるのです。

 

また、いつまでも剥がれないで付着しているシリコンもあると考えられ、
毎日トリートメントを繰り返しているうちにそれが蓄積されます。
本来キューティクルが開いたり閉じたりして
水分量を調節しなければいけないのですが、
その蓄積したシリコンが邪魔をして水分調節が上手くいかず、
やはりこれも髪のダメージへ繋がるという説もあります。

 

ではどうるのかといいますと、
「必要最低限の成分のトリートメントを毎日補う」というのが
二つ目の考え方です。

 

【1】毛髪内部に栄養を浸透させてコーティングするタイプ
【2】余計なコーティングはせず必要最低限の成分を毎日補う

 

どちらの考え方が正しいのかと言いますと、
コチラでも解説している通り、
身体のことは未だに分かっていないことが多く、
トリートメントが髪に対して実際にどのような影響を与えているのかは
完全に解明はされていないのが現状です。

 

つまり、どちらの考え方が正しいのかは分からないのです。

 

結論として、
2通りの考え方を元に作られたトリートメントをそれぞれあなたが試してみて
相性の良い方を選ぶしかありません。

 

それぞれの正しいトリートメント方法

 

ということで、
その2通りのトリートメントの正しい方法を解説していきます。

 

ちなみにですが、2番目の余計なコーティングはせず
必要最低限の成分を毎日補うタイプのものはひとつしかありませんので、
それ意外は1番目の考え方のトリートメントだとお考えください。

 

【1】毛髪内部に栄養を浸透させてコーティングするタイプ

 

では一般的なトリートメントの正しい使い方を説明していきます。

 

1、シャンプーしたら水気を取る。

 

髪に水分が残り過ぎていると、トリートメントを付けてもすぐに流れ出てしまいますので、手で髪をはさんで水を切りましょう。

 

タオルでふき取る必要はありません(水分が無さ過ぎても浸透しません)

2、適量を手に取って中間~毛先になじませる

 

適量は各商品によって違ってきますので、
それぞれの説明書をお読みください。

 

適量を手のひらに付けたら、中間部分から毛先部分に付けます。

 

そして目の粗いコームでとかして1本1本にトリートメントが行きわたるようにしたら、その後手で軽く揉み込みます。

3、蒸しタオルで包んで5分ほど置くと尚よい

 

出来れば蒸しタオルを用意して、
5分ほど置いておくと浸透力が増します。

 

この間に身体を洗ってしまうと、
その後トリートメントを流す時に体に付いてしまうので、
この間は湯船につかって5分待ち、
その後トリートメントを流して身体を洗うという順序がおすすめです。

 

※キャップをかぶって湯船につかるのもおすすめ!

4、流す

 

頭皮や根本部分を中心に流します。

 

中間~毛先の髪は、シットリした感じが残る程度流します。

 

【2】余計なコーティングはせず必要最低限の成分を毎日補う

 

では次に、2番目の考え方のトリートメントの使い方です。

 

この考え方のトリートメントはDO-Sシリーズのトリートメント一択です。

 

1、シャンプーして水気を取る。

 

ここは1番の場合と同じで、
髪に水分が残り過ぎているとトリートメントを付けてもすぐに流れ出てしまうので、
手で髪をはさんで水を切りましょう。

 

※タオルでふき取る必要はありません(水分が無さ過ぎても浸透しません)

2、適量を手に取って中間~毛先になじませる

 

 

DO-Sトリートメントをたっぷり中間~毛先に付けます。

 

DO-Sトリートメントは髪にどんどん浸透していくので、
中間~毛先がシットリするまで付けましょう。

 

目の粗いコームでとかした後に手で軽く揉み込むと効果的です。

3、5分ほど置きましょう

 

蒸しタオルを頭に巻くか、
キャップをかぶって5分ほど湯船につかりましょう。
★ヌルっとした感じになればOKです。

 

4、流す

 

頭皮や根元はしっかり流し、
中間~毛先には少しトリートメントが残るぐらい流します。

 

あとから少しベタベタしそうかなと思うくらいでも、
乾かすとサラサラになるので大丈夫です。l

 

そして最後に毛先にもう一度少量のトリートメントをつけたら
流さずにドライに入ります。

 

※DO-Sトリートメント使用時に限らず、シャンプーの後ドライヤーで乾かすのは当たり前と覚えておきましょう!
詳しくは以下の記事が参考になります
ドライヤーと自然乾燥 どちらが髪に良い?

5、ドライ

 

髪を乾かしている途中でまだパサつきが気になる場合は、
ほんの少しだけトリートメントを付けます。

 

足りなければ更に付け足します。

 

要するに
髪に足りない水分を満杯になるまで補給していくイメージです。

 

【注意点】
こちらのトリートメントは、
それまで余計なコーティングをしていた場合、
それが取れるまで手触りが良くない場合があります。

 

ですので1~3か月は使い続けないと、
その良さが伝わらないかもしれません。

 

しかし良さに気が付くと、
もう他のトリートメントは使えないという声が多数あります。

 

まとめ

 

いかがですか?使い方からも
以下の2つのトリートメントの考え方が全く違う事が分かると思います。

 

【1】毛髪内部に栄養を浸透させてコーティングする
【2】余計なコーティングはせず必要最低限の成分を毎日補う

 

 

くどいようですが、私は個人的に2番の考え方を支持しますが、
もあなたに合うかどうかはあなた自身で決めるしかないという事を
ご理解くださいませ。