トリートメントは髪を傷めるって本当?
現在ドラッグストアなどで販売されている殆どのトリートメントは
毛髪成分であるタンパク質を補うという名目で
毛髪に近い成分や、代わりの成分を毛髪内部に押し込めます。
しかし現代の科学では、
それらの成分は毛髪と同化しませんので、本当の意味で修復は出来ません。
これは私個人の意見ではなく、
毛髪科学の世界では常識ですので覚えておいて下さい。
しかし、「どS美容師」さんという方は、
本当の意味で修復しないどころか、
逆にトリートメントをすると髪が傷むという説を唱えています。
にわかには信じがたいと思われるかもしれませんが、
どS美容師さんは毛髪科学について非常に熱心に研究しておりますし、
ブログにはその説を裏付けるような
色々な美容師さんの実体験なども紹介されています。
是非一度「どS美容師さんのブログ」をご覧いただきたいと思うのですが、
もしかしたら素人さんがそのブログの記事を読んでも
意味が分からないかもしれませんので、私なりに以下にまとめてみました。
毛髪が窒息してしまう
ではここから、トリートメントが髪を傷めるという
「どS美容師」さんの理論をご紹介していきます。
最近のトリートメントは、
毛髪の表面をコーティングする成分が多く含まれているので、
毛髪が窒息してしまいます。
例えば、髪は水に濡れるとキューティクルが開くのですが、
その際、水分を補給したり余計なものを出したりします。
ところが、あまりに強力にコーティングされていると、
それらが出来なくなってしまいます。(窒息する)
特にパーマやカラーをした後のトリートメントは髪を傷める
特にパーマやカラーをした後というのはアルカリ剤が残留しているのですが、
用済みのアルカリ剤は毛髪外部に除去しなければ
髪の傷みがどんどん進行していってしまいます。
しかし先程お伝えしたように、強力にコーティングされ過ぎていると、
そのアルカリ剤が外部に出て行けなくなってしまうので、
髪が損傷してしまうというのです。
恐らく正しい意見だと思います。
以上が「どS美容師」さんのトリートメントは髪を傷めるという理由を
私なりに解釈した内容なのですが、恐らくこの考え方は正しいと思います。
しかし、ご本人もおっしゃっている通り、現段階では妄想に過ぎません。
と言いますのも、
こちらでも説明している通り人体の事というのは分かっていない事が結構多く、
シャンプーやトリートメントなどの化学物質が、
毛髪にどのような影響を与えているのかは完全に解明されていないのです。
じゃあ何を信じればよいの?
実際のところトリートメントは髪に良いのか?それとも悪いのか?
答えが分かっていない今、私たちに出来る事は
実際に使ってみて納得のいくものを使うしかありません。
しかし、世の中には非常に多くの
シャンプー、トリートメント、コンディショナー、リンスなどがありますので
全てを試してみるというのは現実的ではないでしょう。
そこで、当サイトの出番です。
私は、お店に来店されたお客様に
どんなシャンプーやトリートメントを使っているのか?
シャンプーやトリートメントに何を求めて、そして満足しているか?
また同じ商品を買おうと思っているか?
などを聞きまくってデータを集めてきました。
そして、そのデータを元に
成分やコンセプトなどをチェックしてご紹介しておりますので、
是非とも皆様のシャンプー&トリートメント選びにお役立てください。
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